11月11日、観音寺市内の高校にて一年生の皆さんを対象に「ITリテラシー学習 – SNS・スマホを安全に使うために -」と題した講義を担当させていただきました。
大変遅くなりましたが、その際に作成・使用した講義資料ならびにトーク台本を公開いたします。一部スクリーンショットや画像など、公開に際して問題となる部分はデータの置き換えを行っておりますので、スライド中のURL等をご参照ください。
実際の講義では台本の一部をスキップしたり簡略化した部分や、逆に補足しながら詳しく解説した部分などもありますが、説明しておきたい内容はほぼ全て含まれていますので、参考になれば幸いです。
また、この資料はフリー素材として公開いたします。もし利用できるようでしたら、他の講義や参考資料としてご自由にお使いください。
香川の方言で、「おとっちゃま」という言葉があります。最近はあまり聞かなくなった言葉ですが、「臆病者」とか「小心者」、「恐がり」といった意味で使われ、あまりポジティブな印象はない言葉です。
私自身、昔から「おとっちゃま」とよく言われてまして、事実、お化けとか暗闇が恐い子供でした。(今でもあまり得意ではありませんが……)
標準語で「臆病」といっても、やはりいい印象を持つ人は少ないと思います。特に男性にとっては、男としてのプライドを否定されるような気持ちにもなりますし、勇気がない、逃げる、頼りにならない、といった連想がされてしまうこともあるでしょう。決定的にネガティブなワード、それが「臆病」という言葉なのでしょう。
しかし「臆病」ということは、本当に駄目なことなのでしょうか。実は過去の逸話や文献を見てみると、そう悪いことでもないのではないかと思えてくるのです。